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Shinji

季節の移ろいを身近に感じ、くらしに寄り添う神社仏閣。





鶴林寺-修正会(鬼追い)

赤・青鬼役のふたり

はやし立ての子供たち

御朱印を受ける参拝者

御朱印をもらった親子







粟津天満神社(加古川戎神社)十日えびす 本戎餅まき   

子供たちが前列に陣取り、大きな声を上げていた(2024)

今回は福餅3,000個が用意され、巫女を含む6名で参拝者に振舞われた

  

神社に協力してきた町内の主婦らも福笑い(2024)

餅まきを終え参拝者と談笑する宮司(2024)

 粟津天満神社(加古川戎神社)加古川町粟津で10日、 商売繁盛と五穀豊穣を願う「十日えびす」恒例の餅まきに大勢の参拝者が詰め掛けた。 1年の福を願い宵戎、本戎、残り福の3日間で例年4万人が訪れる。 この日、午前10時と午後3時に行われる餅まきには「福餅」4,000個が用意され やぐらに上がった粟津の町内会長や巫女らが時間と共に一斉に参拝者へ振舞った。 袋やカバンを拡げて少しでも多くの福に肖ろうと必死の形相で境内は熱気に包まれた。 氏子が購入者にかねを鳴らして景気をつける(左)








日岡神社とんど・恵美須祭

一年の招福を願い、厄災を払う。-日岡神社とんど祭から

福引対応をする福娘たち-日岡恵美須祭から

 午後1時より神事が行われた後、竹などを使って作られた櫓の中に、しめ飾りなどの縁起物を入れて燃やし、1年間の無病息災を祈ります。小正月の1月15日に地域の各神社で行われている火祭りです。


日岡神社
粟津天満神社(加古川戎神社)
とんどとは、火が盛んに燃えるさまを言い、一般的には『どんど』と呼ばれます。





聖徳太子の遺徳をしのぶ伝統行事「太子会式」  刀田山鶴林寺(加古川町北在家)で20日、聖徳太子の遺徳をしのぶ伝統行事「太子会式(たいしえしき・通称『お太子さん』)」の 最終日を迎えた。聖徳太子の御命日法要(中日)を中心とした3日間に、春彼岸法要(初日)・大般若転読法要(結願日)・採灯護摩供(結願日)を併せて行う 同寺最大行事。これまでは3月21~23日の実施としてきたが、コンサートやマジックショー、木工教室など、今年は連休の開催イベントに合わせ、 日程を繰り上げたこともあり、大勢の参拝客らでにぎわった。
山伏姿の行者が般若心経を唱えながら境内を巡行、護摩を燃やす採灯大護摩供法要を営み、残り火がくすぶる木の上を無病息災を願って素足で歩く”火渡りの修行”を体験する。 この日来ていた中高年の女性は「『お太子さん』の風景も昔と今では、ずいぶん変わってきましてね。でも、こうしてお寺さんがにぎやかであることは ええことやね。この景色はずっと同じであってほしいね」と言って木の上を渡った。

茅の輪くぐりで厄をはらう「夏越祭」  体調を崩しやすい暑い夏を前に、悪疫を除去し、無病息災を願って茅の輪(ちのわ)をくぐる神事 「夏越祭」が29日、日岡神社(加古川市加古川町大野)でおこなわれた。直径約2.5メートルの茅の輪は その名の通り茅で作られた輪で、魔よけに効能があるとされる。年末とこの時期に行われる「大祓式」には 親子連れや町内の代表者が順番待ちの長い列をつくり、左回り、右回り、左回りと三度「8」の字を描くようにくぐれば けがれをはらい、御利益があるといわれている。29日は、踊っこチームの演舞に野口太鼓演奏、30日には福引に夏越茶会と 境内を彩った。夏を迎えし日岡の杜で、七夕飾りが風にゆらゆら揺れていた。





神話からつながるまちづくり 発足会並びに記念講演会 神話からつながる地域の伝承 地元再発見まちづくりの輪   日岡神社(加古川町大野)参集殿にて、「一般社団法人 神話からつながるまちづくり」による 発足会・記念講演会が行われた。定員150名をはるかに超える、立ち見が出るほどの盛会となり関心の高さが伝わってきた。
 日本古代史上の伝説的英雄として知られる「日本武尊(やまとたけるのみこと)」。 父である第12代景行(けいこう)天皇が母の播磨稲日大郎姫(はりまのいなびのおおいらつめ)に求婚し、 加古川で生まれたとする説がある。 「約1年前から神話や伝承を活かしたまちづくりができないかと、 みんなで準備が進めてきました。」と発起人の一人であり市議の松本裕一さん。「これから、観光、教育、キャラクター、神話研究、広報など 多角的に展開して地域活性ができれば」とも。 この日、旭堂南海さんによる講談「加古川恋物語」、元県立考古学博物館学芸課長の大平茂さん、 旭堂南海さん、日岡幾朗宮司による「神話からつながる郷土の歴史とまちづくり」と 題して、パネルディスカッションも行われた。
 宮司、市議、企業家、市民、それぞれの立場の垣根をこえて郷土の歴史に触れる時古の昔、播磨の地で景行天皇とイナビの「恋物語」は、 きっと誰もが味わったことのある淡い恋心を呼び起こす、歴史ロマンを感じる一日となったことだろう。(2016.02.11)


右から日岡神社宮司:日岡幾朗氏、講談師:旭堂南海氏、神道学博士:大平茂さん、コーディネーター:關口洋介氏


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