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映画『36.8℃』制作現場を密着レポート
映画『36.8℃』上映会-ジョーナカムラさん、安田真奈監督舞台挨拶
5月3日踊っこまつり終演後、加古川市民会館中ホールで映画「36.8℃~サンジュウロクドハチブ~」の上映会が行われた。
一夜限りの野外無料上映会が強風の影響で急遽、会場を屋内へ移動し、30分のトークイベント、その後本編が上映された。
トークイベントには、安田監督、ジョーナカムラさん、市民ボランティアらが登壇し、撮影を振り返った。学生ボランティアたちはロケ地の選定や本編エキストラとしても参加し、
思い出のシーンを語った。盛夏の中、撮影は行われ、先生役で出演した地元加古川出身のジョーナカムラさんは、帰省して眺め見るふるさとの風景の好きなところをエピソードを交えて語った。
トークショー終盤では、岡田市長もステージに招いて映画の見どころを語った。駆け足で通り過ぎた2017の夏。1年を振り返り2018、それぞれの夏が始まる。
撮影を振り返るジョーナカムラさん
猛暑の中の撮影の労をねぎらう岡田市長
映画『36.8℃』-安田真奈監督 単独インタビュー
2017年夏、11年ぶりの監督・脚本作品となった『36.8℃~サンジュウロクドハチブ~』。
撮影は猛暑の中、連日過密スケジュールの中行なわれた。期間中、キラカコは安田 真奈監督にコンタクトをとり
貴重な時間をいただくことができた。今回、その記事を公開する
■撮影前と後の加古川の印象に変化はありましたか?
「トカイナカ」というキャッチコピーを見たことがありますが、都会と田舎、どちらもよいところをもっているのが、加古川。
しかし、魅力を尋ねても「神戸ほど観光資源がない、姫路のように世界遺産がない」と皆さん控えめ。
でも、暮らしやすく、穏やかでステキな街ですよね。足りないものは何もない。高層ビルくらい。
街とのかかわりは以前、メーカー時代、別府の電器屋さんで、三カ月ほど販売応援で働いていました。1993年。店頭や訪問先でお客様と接する機会があり、
おだやかな方が多い印象でした。
今回はそれ以上に、いったん関係が深まると、とことん応援してくださるアツさも感じました。
■オリジナル脚本は、どのように構想を?
この映画は、「ぼくらのレシピ図鑑」という、地域の食材をからめた青春物語のシリーズ第一弾です。今後は、土地や監督、物語を変えてシリーズ継続予定とのことです。
第一弾の加古川編を、オリジナル脚本で監督しませんか、と言われたのが2017年3月。撮影は同年8月なので、そこから大急ぎで、加古川市役所の方々に、各所ご案内いただいたり、街のイメージ、地域の食をお聞きしたりして、構想しました。
ご当地映画・ドラマでよくあるのは、斜陽産業を若者が復興…とか。いかにも地域PR映画、とならないよう、あくまで「一遍の青春物語に、加古川の良さや、食材や、美味しそうなメニューが織り込まれている」というスタイルにしました。
ちなみに、いくら加古川の魅力を尋ねても皆さん遠慮がち…ということから、主人公の遠慮がちな性格を発想しました。
私自身は小学生の息子が一人いるだけ。高校生とは縁が薄いので、この映画の「高校生応援隊」にもヒアリングしました。友達とどんな喧嘩する?とか、SNSどう使ってる?とか。物語に取り入れています。
■キャスティングについて
堀田真由さんは、NHKわろてんか で主人公の妹役でブレイク中。なんとセリフミスなし!素晴らしくナチュラルな芝居で、スターになること間違いなしです。
岸本華和さんもイキイキした女優さんで、リアル女子高生の西野凪沙さんも独特の味があり、
三人娘のコントラストが絶妙でした。
ただ、不安だったのは、撮影現場で3人初顔合わせだったので、事前稽古はゼロ。
衣装合わせなどの時に、私が他の人のセリフを読んで、だいたいこんなテンポやでとか、ここはもっとこういってほしいとか、芝居のテンションを合わせておいて、撮影に入りました。
寺脇康文さんはさすがのスター俳優さん。明るく気さくなお父さん像にピッタリ。
渡辺真起子さんは、優しく、でもべたべたしない、絶妙なさじ加減の母親の演技で、グッとくるシーンを作ってくださいました。
■一番苦労されたところは?
やはり、過密日程でしょうか。65分と短い作品ですが、撮影はたった6日。移動の多いハードスケジュールに猛暑も加わり、大変でした。
加古川ご当地映画なので、水管橋や別府港、みとろフルーツパークなど、各地で撮影しました。加古川のいろいろな景色が見られて、毎日、新鮮でした。
当作品は「ぼくらのレシピ図鑑」という、土地の食をからめた企画。料理撮影は時間がかかりますし、
もちろん肝心のお芝居も大事です。連日遅くまで、キャスト、スタッフ、加古川のみなさんにはご苦労をおかけしました。
[取材後記] 連日遅くまでの撮影でお疲れのところ、快くお応えくださった安田真奈監督ありがとうございました。加古川の地元で暮らす人たちにとってはあたりまえの場所、あたりまえの風景、あたりまえの時間、
それぞれが描くあたりまえの景色が角度を変えてみた時、スクリーンという鏡は、観客にどのように映ったのだろう。初めて加古川の風景やソールフードを知った人たちは何を感じ、どう見えたのだろう。
あたりまえが、あたりまえでなくなる異空間が劇場。スクリーンの中の“熱”を少しでも感じ取れたら。。それがあなたの36.8℃。キャスト…加古川…ストーリー…(平熱以上だ!!)
堀田真由さん(主演)、安田真奈監督イオンシネマ加古川舞台挨拶
映画「36.8℃~サンジュウロクドハチブ~」の完成披露舞台挨拶が、12月2日にイオンシネマ加古川にて開催され、
メガホンを取った安田真奈監督、主人公の堀田真由さんが舞台挨拶をした。
エンドロールが終わり、劇場アナウンスでふたりの登壇が告げられると観客から歓声と拍手が沸き上がった。
本作は、加古川を舞台にひとりの女子高生の揺れ動く青春の心模様が描かれている。挨拶にたった安田監督と
堀田さんからは、夏の炎天下の撮影エピソードや思い出のシーンが語られた。
映画は、観客動員2,000人(11月末現在)を突破し、好調を維持し上映日が延長されている。
(2017.12.2)
撮影を振り返る堀田真由さん
オーディションで弟役に選ばれた中井駿君から花束を贈る一幕も。駿君は「演技をするのは初めての経験だったけど、撮影は楽しかった」と照れくさそうに笑った。
映画「36.8℃」イオンシネマ加古川で完成披露試写会!
加古川市PR映画『36.8℃』~サンジュウロクドハチブ~の完成披露試写会が
イオンシネマ加古川(同市平岡町新在家)であり、メガホンを取った安田真奈監督ら出演者が
映画に対する想いや撮影裏話を語った。
映画は、同市を舞台に進路や恋愛に悩む主人公若菜を軸に、女子高生の揺れ動く青春を描き市民には馴染みの場所や地元の食材が出てくる。
若菜を演じた堀田真由さんは、
NHK連続テレビ小説「わろてんか」主人公てんの妹、藤岡りんを好演中!同市のツイッターで
堀田真由さんのビデオコメントを紹介している。
市民や地元高校生が参加した映画『36.8℃』は、11月18日(土)〜12月1日(金)まで
同館にて上映。18日と19日は舞台挨拶があり、19日の一部回では安田監督らが舞台あいさつをする。
左から進行役のABCアナウンサー橋詰優子さん、安田監督、尾上歩結役の西野凪沙さん。:岡田康裕市長(左側)、安田監督と出演陣らでフォトセッション
堀田真由、岸本華和、西野凪沙、安藤瑠一、平井亜門、本間淳志、陣内智則、ジョーナカムラ、北原雅樹、橋詰優子
渡辺真起子、寺脇康文 監督・脚本:安田真奈
企画:加古川シティプロモーション映画制作実行委員会/映画24区 制作・配給:映画24区
お問い合せ:イオンシネマ加古川 TEL.079-420-5510 当日券は一般1,500円
映画「36.8℃」ポスター、チラシ東播地域各所で
「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」ポスター (C)2017 映画24区
現在放送中のNHK連続テレビ小説「わろてんか」で、ヒロインの妹役として
出演中の堀田真由さん主演映画「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」のポスター、チラシが
加古川市内、東播磨エリアで掲示、配布されている。
この作品は、映画24区が「地域」「食」「高校生」をキーワードに
地域の自治体と組んでつくるオリジナル映画「ぼくらのレシピ図鑑」の映画プロジェクトに同市が参加し、シティプロモーション映画として
制作された。高校生を中心に子供から大人まで多数の市民が参加し、映画製作に協力してきた。キラカコでは、映画制作実行委員会に密着し
フォトレポートしてきた。11月12日には、
第11回田辺・弁慶映画祭でのプレミア上映が決まっている。翌週18日は、
イオンシネマ加古川でいよいよ、初上映となる。
安田真奈監督「36.8℃」追加キャスト公式発表
安田真奈監督が「幸福のスイッチ」(2006)から、11年ぶりにメガホンをとる
映画「36.8℃(サンジュウロクドハチブ)」の追加キャストが発表された。
主人公・若菜(堀田真由)の父親役は、『相棒』をはじめ、多くのドラマや映画などで活躍されている寺脇康文、母親役には数多くのドラマなどで存在感を放つ渡辺真起子と実力派俳優で脇を固めた。
加古川出身者・ゆかりの人では、お笑い芸人の陣内智則、
元グレートチキンパワーズの北原雅樹、テレビCMが話題のジョーナカムラ、ABCアナウンサーの橋詰優子など
市民には馴染みの顔ぶれが揃った。
また、若菜の友人役に岸本華和、西野凪沙、安藤瑠一、平井亜門と若手注目俳優陣がずらりと並ぶ。
”映画のチカラ”で地域の「食」をキーワードにオリジナル青春映画を手がけるプロジェクトの第1弾 加古川編は、11月18日イオンシネマ加古川にて先行上映をむかえた後、他の地域へと展開していく。(敬称略)
写真は映画『36.8℃』の1場面から
提供:加古川市シティプロモーション映画制作実行委員会事務局 株式会社映画24区
クランクアップ
加古川市の魅力PR映画『36.8℃』がクランクアップを迎えた。撮影は「みとろ観光果樹園」「加古川市立漕艇センター」「加古川海洋文化センター」「兵庫県立農業高校」など、市民になじみの場所を使って8月16日~21日にかけて行われた。地元オーディションで選出された配役たちに加え、エキストラとして参加した市民は100人を超える。キャストの送迎や食事の手配、近隣住民に対する気配りなど、撮影がスムーズに進むよう陰ながら支えた、市民ボランティアたちのバックアップも忘れてはならない。まずは、映画撮影スタッフ、市民ボランティアの皆様お疲れ様でした。「地域」「食」「高校生」をキーワードに全国の自治体と取り組むオリジナル映画「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」第1弾ひょうご加古川編は、11月18日より
イオンシネマ加古川(加古川市平岡町)で先行上映。
市内オールロケ
残暑もなんのその、今日も撮影は快調です
映画『36.8℃』2日目ロケの場所は、みとろ観光果樹園を皮切りに、撮影クルーは市内を南下。30度を超える残暑の中、主軸3人のシーンカット。若菜、実果、歩結の笑顔が現場を和ませる。オーディションで選ばれた市民エキストラもこの日は多くの人が参加。夜の海辺のシーンでは、別府港の工場夜景が光の帯となって海に浮かぶ。撮影終了時、気づけば日を跨いでいた。(2017.08.17)
みとろ果樹園撮影風景 (写真提供:高浜さん)
夜景に浮かぶ夜の別府港 (写真提供:高浜さん)
クランクイン
加古川市PR映画『36.8℃』撮影スタート!
加古川市の魅力PR映画『36.8℃』がいよいよクランクインを迎えた。早朝より総勢50人近くの撮影スタッフや関係者が集まりシーンの確認をした。ロケ初日は、市内の歴史的建造物でステンドグラス大アーチ窓が印象的な市立加古川図書館や飲食店を使って快調に撮影が進んだ。前日には、加古川岡田市長はじめ安田監督、キャスト、撮影関係者など30人以上が、期間中のけがや事故、映画成功・安全祈願に行っている。この夏、まちと市民がひとつになって”ぼくらのレシピ図鑑”加古川編は、34℃の炎天下の中テンションもマックスをむかえている。
(2017.08.16)
加古川図書館を使ってワンシーン 撮影風景
加古川図書館を使ってワンシーン 撮影風景
かき庄さんの一室を使って岡田市長のシーン撮り
かき庄弁当 (写真提供:高浜さん)
プレスリリース
映画タイトルは『36.8℃』(サンジュウロクドハチブ)
加古川市の魅力PR映画『36.8℃』(サンジュウロクドハチブ)の制作発表が4日、加古川市役所で行われた。
岡田康裕市長がシティプロモーションに対する自身の考え方を述べた後、今回メガホンを取る安田真奈監督から主要キャストやオーディションで選出された主な配役が公表された。
映画『36.8℃』は、高校生たちの青春映画として地元の食材や加古川を舞台に、進路や恋愛に悩む、女子高生若菜の青春ドラマ。
その揺れ動く青春模様を安田監督はタイトルに表した。
主人公若菜には、今秋始まるNHK連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインの妹役を務める堀田真由さん(19)が決まり、
「関西出身の私がこの度、主演を務めさせて頂けることに幸せいっぱいです。」とコメントを寄せている。市内の高校生らの取材を基に撮影は今月中旬からクランクイン。加古川の街を舞台にみずみずしい女子高生たちの日常がどのように描かれるのか期待が高まる。まさに“まちがヒトがキラリ輝く“青春の体温を感じる映画となりそうだ。
(2017.08.04)
■プロフィール
堀田真由(ほったまゆ) 1998年4月2日生 滋賀県出身 アミューズ所属
・連続ドラマW テミスの求刑(WOWOW)-平川穂乃果 役
・相棒 season14 第2話「或る相棒の死」(テレビ朝日)-千原麻衣 役
・家売るオンナ 第10話(日本テレビ)-望月カンナ役
・獄門島(NHK BSプレミアム)-鬼頭月代 役
・&美少女〜NEXT GIRL meets Tokyo〜 第2話(フジテレビ)-川端奈緒 役
・連続テレビ小説「わろてんか」(NHK)- 藤岡りん 役 2017年10月2日(月)より放送予定
(写真/映画24区提供)→堀田真由公式X(旧twitter)
オーディション
映画の世界の扉をたたいて
加古川市シティプロモーション映画製作プロジェクトの出演者を決めるオーディション(映画制作会社が実施)が、7月15日(土)、16日(日)の両日、JR加古川駅北側のウェルネージかこがわ(加古川市加古川町)で開催された。オーディション申込者252名の中から、主役級3名(予定)の高校生役及び、その他の出演者を選ぶキャスティング審査が行われた。演技経験の有無、年齢性別、一般学生、さまざまな理由でこの舞台に立ち、参加者らは自己アピールをした。撮影は8月中旬(予定)加古川市内がロケ地となる。
(2017.07.15)
ワークショップ
銀幕を夢見て
加古川市シティプロモーション映画制作実行委員会が主催する、「演技ワークショップ」が6月17日(土)、18日(日)、
JR加古川駅北側のウェルネージかこがわ(加古川市加古川町)で行われた。市内在住・在学の小学生からシニア世代までが参加し、今回メガホンを取る安田真奈監督から指導を受けた。
映画は「市の魅力×高校生×食」をテーマに7月15日、16日のオーディションで出演者が決まる。
安田監督・脚本で8月下旬にクランク・イン。秋のイオンシネマ加古川(同市平岡町新在家)で劇場公開される。
(2017.06.17)
■プロフィール
安田真奈(やすだまな) 映画監督・脚本家
1970年生まれ、奈良県出身、大阪在住。
大学時代から映画を撮り始める。
卒業後、メーカー販促部門に総合職として勤めながら年1~2本撮り続け、
「OL映画監督」として各メディアで取り上げられる。
2002年秋、退職して監督・脚本に専念する。
【主な監督作品】
2000年『オーライ』
2001年『ひとしずくの魔法』
2002年『リトルホスピタル』
2004年『喫茶 隠れ家』
2004年『Bella Grazie?ベッラ・グラツィエ?』
2006年『幸福(しあわせ)のスイッチ』ほか →安田真奈公式facebook
高校生応援隊説明会
住み慣れた日常の景色が、映画の一場面になる
映画をとおして、加古川市の魅力を広めるシティプロモーション映画制作プロジェクトが動き出した。
キラカコ取材班は、6月14日、加古川まちづくりセンター(JR加古川駅前サンライズビル5階)で
行われた第2回目となる、映画製作応援隊会議から密着し、映画のクランクイン、クランクアップ、上映会までをフォトレポしていく。*写真は高校生応援隊説明会
(2017.06.14)
加古川市秘書広報課
〒675-8501 兵庫県加古川市加古川町北在家2000
連絡先:シティプロモーション係(本館4階)
TEL:079-427-9222 FAX:079-422-9568
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