
アンサンブルグループfrap(フラップ)による『frap えがおのコンサート』が19日、松風ギャラリー(加古川市野口町)で開かれた。frapは、打楽器奏者3人とピアノの4人組。 リーダーのyukaがヘルパーの経験から、障がいのある方や車椅子でも、自由に音楽が聴ける環境を作りたいと8年前に結成された。「0歳児からでも聴けるバリアフリーコンサート」は 毎年大阪で開催しており、今年からは演奏活動の幅を広げ、新たに兵庫・京都でもコンサートを予定している。午前・午後の2部構成で「どうぶつ」をテーマに手話を交えた曲も取り入れ frapが取り組む“笑顔になれる楽しい音楽”がそこにはあった。マリンバ、カホン、ピアノ、楽器や音楽に境界はいらない、わかりやすく楽しめばそれでいい。 子育て真っ最中のママさんパパさんも車椅子の人も、心をフラットに4人の演奏に拍手を送っていた。 (2019.05.19)

コンサートへの想い
このえがおのコンサートは、0歳からのお子さまやご年配のお客様、 障がいのある方、どんな方でも気軽に楽しんでいただけるコンサート。 私たちの合言葉である「誰でも、どこでも、みんなが笑顔になれるコンサート」を目指しています。 打楽器3名とピアノ1名で構成されたアンサンブルグループで、演奏する場所やお客様の年齢層に合わせて、 色んなジャンルを演奏します。 もっと気軽に音を楽しんでいただきたい。 また、私たちも一緒に楽しみたい。 そんな気持ちを込めて演奏をしています。 私たちのコンサートでは、必ずクラシックを入れます。 それはクラシックの壁もまた厚く、「クラシックって難しい」「眠くなるだけ」 「子どもに聞かせてもまだわからない」など、そう言ったお声もまだあるので、 その辺りも払拭できれば、もっと音楽を楽しんでもらえたらと思って活動しております。 yuka