『アンドロイド解散公演』-5年間の感謝を込めて-

 互いが高砂市出身で、高校時代は数々の賞を受賞してきた漫才コンビ「アンドロイド」が
10月30日土曜日、東播磨生活創造センター「かこむ」(加古川町寺家町)で
『アンドロイド解散公演-5年間の感謝を込めて-』と題して解散公演を開催した。

 ツッコミ担当の翔大(しょうだい)(本名・岸翔大)さん(21)と、
ボケ担当のおかじ(同・岡島晃佑)さん(20)は、中学時代に地元のサッカーチームで出会い、
高校1年の2016年にコンビ結成。翌17年、高校生の漫才コンテスト
「ハイスクールマンザイ2017」で優勝し、646組の頂点に立った。
翌18年には高校生のお笑い日本一を競う「笑顔甲子園」でグランプリを獲得。

 卒業後は、吉本興業のタレント養成学校「NSC」を経て、20年にプロデビューした。
世はコロナ禍、感染対策もあって舞台、イベント出演は激減。プロになって舞台に立ったのは、
2年間のうちで数えるほど。若手芸人にとってネタを披露する場所が失われていた。
その間、翔大さんは、「Jポップを演歌っぽく歌う」歌ネタでピン芸人としての道を、
おかじさんは映像制作会社を立ち上げるなど、
自分の居場所を見つける中、今春ごろから解散を考えていた翔大さんが9月、
おかじさんに申し出たという。

 公演では、生放送のラジオ特番に、ステテコ隊が加わり番組を盛り上げ、
放送終了後の公演後半では、たっぷり漫才ネタを披露した。
笑顔と歓声の中、地元ファンに愛され、惜しまれつつ互いの道を歩むこととなった翔大さんとおかじさん。
太く短く、長く濃くもあるネタと向き合った5年に幕を下ろした。

 来場者のマスク越しに見えた顔が笑っている。今日を保存し、
活動をアップデートして、新しいふたりも応援することだろう。アンドロイドとファンとこの空間に喝采を送る。

コロナ禍に書き下ろした渾身のネタを披露
平野さん(左)との掛け合いで和むアンドロイドのふたり
5年間を振り返り思わず涙ぐむ場面も
静かにあたたかく笑いと拍手

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